畑に種や苗を植えました ~ニンジンの色ってどんな色~

こんにちは。
平針の就労継続支援B型事業所 ワークポートです。

暖かい日が増えてきましたね。
冬に野菜を収穫したので、畑を再び耕しなおしました。
そして、やっと先日、畑にチンゲンサイ、黄色いニンジンの種、アジサイの苗木等を植えました。
(黄色い品種のニンジンは甘いらしいです!)
これからの成長が楽しみです!(*^^*)

さて、今回はその中から身近な食材・ニンジンのお話です。

ニンジンと聞いて、あなたは何色を想像しますか?
一番に思い浮かぶのはオレンジですよね。
他にも赤や黄色や紫なども見たことがあるかもしれません。
そんな種類豊富なニンジンですが、 実は本来ニンジンの色は【白】なんです!
とは言っても、もしカレーライスに白いニンジンが入ってたら(えっ大根入れたの誰よ!)って思っちゃいますよねf^_^;
どうして今の色が定着したのでしょう。

ニンジンの原産地はアフガニスタン。
野菜のニンジンは苦く、根ではなく葉の部分をハーブとして使うことが多かったようです。
やがて西に伝わったものは西洋系のニンジンとなり、東に伝わったものは東洋系のニンジンとなりました。
オレンジのニンジンはオランダに伝わった際、甘いものを選んで選別栽培を繰り返すうちに誕生した西洋系の野菜です。
また、ニンジンのオレンジ色は当時のオランダ王家を讃える色としても知られています。
実はとても誇り高い野菜なんですね。

ちなみに、買ってきた種を植えると時々白いニンジンが生まれることがあるとか。
野生のニンジンが生息する地域で栽培すると、花粉が飛んできて誤って受粉してしまうことが原因だそうです。
今日植えたニンジンが白かったら、大当たりですね!!

ニンジンの色のように、普段の生活で『当たり前』『常識』と思っていることって、角度を変えて見てみると案外そうではないのかもしれません。
日々通り過ぎている何気ないことを、たまには違うアングルから眺めてみるのも面白いですね。

最後まで読んでくださってありがとうございました!